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今日のふるごと -63-

盗殺に非ずして盗殺より甚だしき罪有り。己法を立て皇礼を抛て、己の理を謂うて皇道を蔑ろにす。
皇道と皇礼は一且の理、一日の義に非ず、千古に監て之を立てたものにして、一人の教え、一宗の軌に非ず。焉(これ)を百経に撰んで、之を述べ、以て天に合わせ、地に合わせ、人に合わせ而、極めてと作(な)せしなり。焉んぞ一人の好所(このま)る偏頗を㫖とする所に對え來る秀と為らん乎。
這人は諸、父の為に不孝を為し、君の為に不忠を為し、是れ人の大首と為ては叛逆を作し、郷民を牟り禄有る者を小首を為て徒党を立て、禄无き者は遊人を勧めむ。這事は也、己より速やかに之を覆し、他より疾(はや)く之を遠ざけよ。

「御語本紀」より

盗みと殺しよりも罪深いことがある。勝手に私意を法とし、皇道の礼を投げ捨てることである。自分勝手な都合を主張し、皇道をないがしろにしてしまう。
 皇道と皇礼とは二つあって一つとして立つものであり、先祖が長い歳月においてそれらの諸々を政道においていかにあるかをかんがみてきめられたことである。一人の者が決めたことでも一宗教の教えや決まりでもない。すべての経典より撰び、それらを神の道に合わせ、世の諸々に合わせ、人の有り様に合わせて極められたことである。
 これらを犯す者は親不孝をし君主に叛き、首領となっては叛逆を起こすに、民をむさぼって財と為した小官吏を手下に徒党を組み、仕事なく物を持たぬ者は遊び人にする。これらを速やかに倒し亡ぼし、何より先に追い払うべきである。

*皇道と皇礼は神教経、政道については聖徳五憲法(古代憲法)に詳しい。御語に採られた御言葉から神教経、宗徳経、五憲法に籠められた太子の政道そして民を済うことへの強く深い御心がうかがえる。

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