- 今日のふるごと -39-
-
方に愛すべきを愛し、方に惆むべきを惆み、その怩(はず)べきに怩じ、其の悪(にくむ)べきを悪み、敬すべくして敬し、辞すべくして辞し、是とすべきを之に是とし、非(はい)すべきを之(ここ)に非し、其の端(はし)冝に随い能く随って善を倫に盡し、還て悔い無からむことに慎む。之を端道(たんどう)と名い、之を倫善と為す。
「学要伝」より
何が端(ただし)い道かについて、其の目安を説く。端は直(まっすぐ)、正しい、緒(つながり)、審らか、首(はじめ)とも読める。故に端道とは、春心の仁、夏心の智、秋心の義、冬心の礼、土用心の信という五心を、その時々に誤らずふさわしい行為に移す道をいう。そして、そのように道を歩むことで悔いなき人生を行くということを誨る。
お知らせ
- 2022/06/14 お知らせ 会員ページを更新しました
- 2022/05/26 お知らせ 会員ページを更新しました
- 2022/04/11 お知らせ 会員ページ更新しました
- 2022/04/02 講座案内 特別研修の内容について
- 2022/03/31 お知らせ 更新手続きについて