旧事本紀研究会
旧事本紀研究会
旧事本紀研究会
旧事本紀研究会
旧事本紀研究会
旧事本紀研究会
旧事本紀研究会
旧事本紀研究会
今日のふるごと -43-

天照太神は、神心に思惟(おぼし) 神口に唱製(となえまし)て、神六(かみのむつ・六魂)神の根の清浄(きよめ)の太法則(ふとのりと)を説き玉ふに、便(すなわ)ち女神使(めこのかんづか)い變化(かわりま)し、左手に青幣(あおにぎて)を持令(もちて)、右手に白幣(しろにぎて)を持俾(もたし)め、祝言(のりと)を保つに口心(くち)に、行向(ゆきて)は之を祓除奉(はらいまつ)る。
 天尊は荒魂を黄泉國宮に逗め、和魂を熊野國に逗め、終に高天原に至玉(のぼりたま)ふ。
 此使いの神は水湍(みのせ)に在(ます)瀬居津媛神(せおりつひめのかみ)と名(もう)し、消罪(つみけしたまう)祓除神(はらいのかみ)なり。
 是れ、祝言文の其法の元なり。

「神祇本紀」より

前の続き)
天照大神が太祝詞を唱え、穢れを祓う六根の清浄を帰する方法の誨えである。
禊ぎ祓いの使いの神は、瀬居津媛神という。
天尊はここでは去來冊尊を指す。

※白和幣と青和幣 白は魄(しろみたま)で悲哀を主どる。青は春、光であり仁であり、魂(あおみたま)は人の欲望から端を発した怒気を起こぬよう主どる神はたらき。禊祓いはこの左右の和幣を持たせ、自らの執着や欲の障碍を解き除くことから始め、祝詞を宣べ、心を元の五神に帰すための神事の方法。
         

会員ページ

旧事本紀研究会の会報バックナンバーを会員限定で公開しております。

会員ページへアクセス